Mac信者のHackintosh修行

惑星で一番美しいOSが1台でも多くのマシンで動くことを目指します。

ストレージ

APFSのVolumeを活用する

HFS+から大幅刷新されたAPFS (Apple File System)には色々便利な機能があります。今回は、Hackintoshライフに役立つAPFS Volume機能をご紹介します。 HFS+のVolume HFS+でもAPFSでも、アプリケーションから見えるのは最終的にVolumeです。Volumeは物理的には…

ESPをマウントしてついでにバックアップする

時々は行ってやらないといけないHackintoshのメンテナンスでは、ESPをマウントする必要があります。またESPのバックアップがあれば、メンテナンスで失敗しても復帰できます。ということで、メンテナンスでESPをマウントするときに、同時にバックアップも行え…

SSDのTRIMを有効にする

HDD/SSDの読み書き HDDやSSDは、大容量のデータを低価格で管理するために、一定のかたまり単位でデータの読み書きを提供しています。このかたまりは、HDDではセクターと呼ばれ、SSDではページと呼んでいます。HDDにはセクターサイズが512バイトと4kBのものが…

macOSでRAIDを組む

macOSには、ミラーリング、ストライピング、単純な合算の3通りのRAIDを作る機能が備わっています。RAIDはもともと、安価なディスク(Inexpensive Disks)をたくさん使って冗長なディスクアレイ(Redundant Array)を作って信頼性をあげようという目的で考えられ…

APFSに対応したFusion Driveを作る

macOSでは、高速なSSDと大容量のHDDを組み合わせてFusion Driveを構成することができます。実際のMacintoshと全く同じく、Hackintoshでも、ターミナル上でdiskutilコマンドを使ってFusion Driveを作れます。今でしたら、ビット単価の安い240GB程度のm.2のNVM…

SATA接続HDD/SSDのホットプラグ

5.25インチベイに取り付ける取り外し可能なHDDケース 今のMacintosh製品には5.25インチベイが無いです。最近の自作PCケースも、5.25インチベイの無い製品が増えていますが、あれば色々便利です。中でも、簡単に5.25/2.5インチドライブを取り付け・取り外しで…

Time Machineは良いです

macOSの良いところはたくさんあります。インクリメンタルバックアップのTime Machineが、OS標準でサポートされていることも、他のOSにない、大きなメリットです。Time Machineのおかげで何度も助けられました。 スタイリッシュなMacintoshと違って、いくらで…

Hackintoshのパーツ選び 【その5:SSD】

5回目は、さらに小物、脇役のストレージについてです。結論を先に書いておきます。 High Sierraならば、一般のSSDがすべて使用可能です。 AHCIのSSDならそれより古いmacOSでもそのまま動きます。 SATAケーブルで接続する2.5インチSSD/HDDや3.5インチHDDは、…

光学ドライブを使う

現行のMacintoshからはすっかり駆逐されてしまった光学ドライブですが、Hackintoshなら5.25インチベイ搭載ケースを使っていくらでも復活できます。CD-ROMでもDVDでもokです。実機にはついぞ搭載されなかったBlu-rayドライブも搭載可能です。1台だけでなく2台…

ESPをマウントするためのシェルスクリプト

EFIシステムパーティション(頭文字を並べてESP)には、Cloverブートローダとかconfig.plistとかkextファイルなどが置かれてます。ESPは通常はマウントされていませんので、これをメンテするときに、マウントする必要があります。例えば、ESPが/dev/disk0s1に…